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(2023年度)福重小学校・郷土史クラブ(校外学習)
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(写真1) 重井田の大神宮(山下氏の説明を聞く児童) (写真1) 鼓石(つづみいし(石の穴を全員で叩いてみる) 

福重小学校・郷土史クラブ(校外学習)
日時:2023年8月4日08時50分~11時40分 、 場所:下記のとおり
参加:全体13名
(児童7名、先生2名、市教委の2名や上野含む
主な見学コース:
1)重井田の大神宮(しげいだ の だいじんぐう)
2)重井田分教場跡(しげいだ の ぶんきょうじょうあと)
3)御手水の滝(通称「裏見の滝(うらみ の たき)
4)鼓石(つづみいし)
5)大庭梨園(おおば なしえん)
福重梨(ふくしげなし)

 注:上記のコースにそって、下記の1)5)各史跡梨園で見学しながら歴史を学びました。その後、各場所にて、質疑応答(Q &A)も数項目ずつありました。全部は書ききれないので、主なQ &A各項目の下段に書いています。
1)重井田の大神宮(しげいだ の だいじんぐう)
 ・場所(ばしょ)は、重井田公民館(しげいだ こうみんかん) 右側写真のとおり、大きい石)の上に神社(じんじゃ)がある。
 ・高さ4m、横幅(よこはば)8m、周囲(しゅうい)20mの大きな石の上にある。
 ・大村市内(おおむらしない)では、たいへん珍(めずら)しく、そのため神社(じんじゃ)をめぐる25神社の一つになっている。
 ・この神社のスタンプもおいてあるので押して下さい。
1) 重井田の大神宮についての主なQ &A
Q1:この大神宮には、なぜ鏡(かがみ)があるのか?
A1:その鏡が、ご神体(ごしんたい)=神様(かみさま)だ。神様にも色々(いろいろ)な種類(しゅるい)があって、ほかにも石仏(せきぶつ)みたいな形(かたち)をしたものもある。鏡は太陽(たいよう)をあらわしているし、また、昔(むかし)は自然(しぜん)にいろいろな神様がいて、ここには大きな石に神様がいるといことで、長年(ながねん)まつられきたのだろう。

Q2:なぜ、お金が、おいてあるのか?
A2:それは、神様に、おねがいごとをして、「よろしく、おねがいします」「ありがとうございます」というという意味(いみ)がある。

2)重井田の分教場(ぶんきょうじょう)= 福重小学校の分校(ぶんこう)
 ・場所は、重井田町。現在(げんざい)では個人宅(こじんたく) (右側の写真は重井田分教場が開校した時の記念写真
 ・分教場のあった年月(ねんげつ) は、1928年〜1937年4月までだった
 ・先生(せんせい)は一人で、子どもたちは10名(めい)くらいだった。
 ・平屋(ひらや)つくりで、広場(ひろば)、庭(にわ)や池(いけ)もあった。
 注:右側写真の後方(こうほう)が校舎(こうしゃ)、手前は広場。

2) 重井田の分教場についての主なQ &A
Q1:なぜ ここに分校があったのか?
A1:主に二つ理由(りゆう)があった。一つに当時(とうじ)、皆同町にあった福重小学校(本校)へ通学(つうがく)するのに1時間(じかん)以上(いじょう)かかった。二つ目に、道路(どうろ)が狭く(せまく)て悪(わる)かった。そのため小さい子は通学(つうがく)ができなかった。この分教場では、先生は一人だけ、子どもたちは1年〜3年生までの約10名だった。4年生以上(いじょう)は、本校に通っていた。

3,御手水の滝(おちょうず の たき)=裏見の滝(うらみ の たき)
 ・場所(ばしょ)は重井田町(右側の写真のとおり)
 ・滝(たき)の落差(らくさ)は、30m。岩の大きさは高さ約50m、幅が約100mもある。
 ・水量(すいりょう)は、雨(あめ)のあとをのぞいて、多くない。
 ・昔(むかし)、滝の水に打(うた)れて、修行(しゅぎょう)をしていた。
 ・春(はる)は、シャクナゲが、たくさん咲(さい)て、シャクナゲ祭り(まつり)もある。
4,鼓石(つづみ いし)
 ・場所は、弥勒寺町 (右側の写真のとおり。中央部の穴叩くと鼓の音がする)
 ・大きな石に直径(ちょっけい)3cm、深(ふか)さ28cmの穴(あな)がある。
 ・手で穴をポンポンたたくと、楽器(がっき)の鼓(つづみ)のような音(おと)がする。
 ・昔(むかし)は、「良い(よい)音がしたら晴れ(はれ)」みたいな天気予報(てんきよほう)がわりにしていた。
4) 鼓石についての主なQ &A
Q1:なぜ、晴れ(はれ)は良い音がして、雨(あめ)の日は、良い音が出ないのか?
A1:それは湿気(しっけ)の関係(かんけい)だ。湿気の多いときいは、にぶい音がする。乾(かわ)いた日んは、ポンポンと良い音があうる。

5、大庭梨園(おおば なしえん)
 ・場所は、弥勒寺町と皆同町。直売所(ちょくばいしょ)は皆同町にある。(右側の写3真は大庭さんに梨の取り方を教えてもらっているところ)
 ・福重の梨(なし)の歴史(れきし)は、弥勒寺町の大庭さんの梨木(なしのき)一本から広まった。
 ・梨の種類(しゅるい)は、幸水(こうすい)、豊水(ほうすい)、秋月(あきづき)、二十世紀(にじゅうせいき)、新高(にいたか)、新興(しんこう)など、たくさんある。
 注:右側の写真は郷土史クラブで大庭梨園を見学。

 
5) 大庭梨園での主なQ &A
Q1:梨の栽培(さいばい)期間(きかん)は、いつから、いつまでか?
A1:それは1年中だ。4月の花が咲(さ)き、種類(しゅるい)によってちがうが、8月はじめから10月はじめ頃まで実(み)がなるので、それを売っている。

Q2:なにか苦労(くろう)することがあるか?
A2:それは台風(たいふう)だ。せっかく、育(そだ)てのに台風で、実が落ちてしまうからだ。あと3年前の水害(すいがい)で、このあたり全部(ぜんぶ)水につかった。

Q3:梨の袋掛け(ふくろかけ)は、なぜするのか?
A3:紙(かみ)の袋(ふくろ)を掛けるのは、病気(びょうき)や虫(むし)から実を守るためだ。

Q4:梨をつくっていて、うれしいことは?
A4:それは買(か)ってくださったお客さんに喜(よろこ)んでもらえた時だ。他の農産物(のうさんぶつ)をつくっている人も同じだとおもう。

Q5:1日の出荷量(しゅっかりょう)は、いくらくらいか?
A5:多い日で1トンくらいある。

















(写真4) 左側の大庭さんから梨の歴史などを講話中 (写真5) 梨の本などを見ながら大庭さんの説明を聞く
<上野の感想>
 今回の校外学習は、主に5か所でした。いつもの教室(きょうしつ)以上に郷土史クラブの子ども達は、積極的(せっきょくてき)で、質問(しつもん)も多かったです。また、歴史(れきし)の話を聞くだけでなく、鼓石では一人で何回も叩いてみたり、梨園では教えてもらった梨のとり方通りにとってみたりと、自分でやってみることが楽しそうでした。そして、終了ミーティングでも、その感想がありました。

 最後になりましたが、猛暑(もうしょ)の中、市教委の方々、先生、子どもたち、今回の校外学習活動、お疲れさまでした。 郷土史クラブのみなさん、福重は、まだまだ、たくさん見る所がありますので、また校外学習に行きましょう。
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次回の福重小・郷土史クラブは、  月 日 時 分~

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・2023年度の郷土史クラブ関係ページ:「2023年5月9日の活動報告」「2023年6月13日の活動報告

・関係ページのリンク先:「福重のフルーツ」 「福重梨」 「福重のブドウ」 「鼓石(つづみいし)」 「重井田分教場」 「重井田の大神宮」 「郡岳(こおりだけ)」 「御手水の滝(裏見の滝)

福重小学校の紹介、もくじ」 「福重小学校の歴史」 「福重小学校の開校の歴史」 「福重小学校の150周年の歴史(講話内容)」 
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