最新情報 行事 福重紹介 仏の里 福小 あゆみ 名所旧跡 写真集 各町から 伝統芸能 産業 リンク

2020年、福重小学校6年生、「町の幸福論」<福重地区へのプレゼンテーション>(概要報告)

(写真1) 右奥側の舞台:6年生プレゼンテーション中  (左側着座は6年生、右側着席は保護者や地域の人、)
(写真2) 左側の椅子に着席地域からの参加者など、右奥側は6年生、右端側はPC操作の6年生
(写真3) テーマ(映写スライドより)
(写真4) 奥左側:担任の先生から始めの言葉
(写真5) 中央部:担任の先生(手前側)話し聞く6年生

2020年、福重小学校6年生、「町の幸福論」発表会<福重地区へのプレゼンテーション>

タイトル:
『町の幸福論』

日時:2020年1月31日09:15〜10:40
参加:全体で87名(内訳:6年生=59名、先生=5名、PTA・保護者・地域=23名)
場所:福重小学校・体育館

主な内容: 1)始めの言葉 、2)発表(プレゼンテーション、下表参照) 、3)地域からの感想・意見、4)校長先生の講評、4)終わりの言葉

趣旨
 福重小学校6年生は、総合学習(地域学習)などにより、毎年度、自分が住んでいる地域のことや行事などの学習をしています。その中で、「自分達だったら、福重の町をこうしたい」 「地区内の行事を良くしたい」 「将来、こうなったら良いのでは」という考えがあります。

 今年も、それらの内容・構想を福重地区の住民へ、プレゼンテーションをしたいというものでした。そのタイトルが、2020年は、『町の幸福論』でした。  <なお、ご参考までに、2019年は、「わたしたちが考える福重の未来!」 〜みんなが集まり、楽しく過ごせるまちになるために〜でした> <前に同じく、2018年は「幸せな福重の町をつくるために〜私たちからの提案!」>

今回は10グループが発表
 今回の発表内容は、下表の通りで、10グループから今まで自分たちが考え、さらには自ら作った内容<一例:写真・グラフ・文章・アンケート結果など)を、スライド映写しながら全員で発表がありました。

 そして、それを児童の保護者またはPTA、福重地区から参加した関係諸団体、各会社の役員はじめ地域で活動中の人達が聞きました。さらに、その発表を聞いた地域の人たちは、6年生へプレゼンテーションの感想、意見などもありました。

発表会の概要
 下表の通り、各グループからプレゼンテーションがありました。その内容は、いずれも例えば。・県内外で既に実施されている良い事例の写真、校内での事前のアンケート実施をおこないグラフ化などをおこない、問題点の整理、課題などをまとめ、今後や将来のことを考えての地域への提案でした。

 そして、具体的に「このようにしたら、どうか?」 「こんな参考例や改善提案がある」 「こんな取り組みもして欲しい」みたいな発言内容でした。それを受ける形で、地域の人などから、感想や意見などもありました。

6年生の国語「町の幸福論」 (プレゼンテーション・テーマ)
(1) (関連リンク::よし川=「石走川」、「郡川」 ) (6) 子供会(関連リンク:2019年、子ども球技大会)
(2) ボランティア(関連リンク:図書ボランティア) (7) 地域交流(2019年、沖田踊の衣装や諸道具見学) 
(3) 交通安全(関連リンク:「交通安全指導員」報告) (8) 自然(関連リンク:「郡岳」 「郡川」 「石走川」)
(4) 郷土芸能(寿古踊沖田踊今富浮立立福寺龍踊) (9) 公園
(5) あいさつ (10) イベント (関連リンク:2019年、福重夏祭り)
 注:上記の関連リンク先は、6年生が調べた事柄と、直接・間接に関係あるものですが、あくまでもご参考程度に、ご覧下さい。

(写真6) 舞台上:(写真8) イベントグループの提案内容
特徴的な提案など
 今年も上表通り、内容が多岐にわたっているため詳細に書くのは無理です。そのため、上野個人の思った特徴ある意見の一例を、下記に列記しています。当然、これ以外にも感心するような意見や提案が沢山ありました。下記に書ききれない点は、ご了承願います。

 下記項目は、順不同で発表内容も集約して書いてもいます。また、映写スライド内容を、そのまま転記している場合もあります。

 ・まず、各グループとも一番強調されていたのが、「(地域の)大人との交流」、そのために子ども参加しやすい遊び・ゲームなど含めた行事など(つまり、親しみやすい内容)から大人・子ども一緒に、参加数を増やす取り組みなどの提案内容でした。

 ・また、各グループ共通して、(他の県内外の具体例を挙げてから) 「福重にも同様なものをしてもらいたい」との提案方式でした。そして、その内容は、当然、全部が「福重を良くしたい、幸福の町にしたい」というものでした。

 ・アンケートをしたら、例えば福重では大変有名なイベントさえも、「行ったことがない」児童もいたことが分かったこと。その具体的な対策提案として、例えば、(写真8参照)行事に子ども参加しやすいように、「ポスターを配る」、「屋台を増やす」、「イベントに参加した人の意見も聞く」などがありました。

など、各グループともアンケートの結果表(棒グラフ、円グラフ)、写真や大きな文字も含めてスライド映写にまとめ、一つひとつ丁寧(ていねい)に分かりやすい説明がありました。


地域からの感想、意見など

 6年生から提案を受けた保護者や地域の方で、今回二人からの感想・意見がありました。下記は、そのほんの一部の内容です。

・「公園でタバコを吸っていた大人が後片付けしていないのは、大人が悪い。良くないことで、注意が必要だ。皆さんの意見は全体、大変参考になった」

・「皆さんの提案は、いい話ばかりだったと思う。(問題点を少なくして)地域を良くするために大人も子ども一緒に考えて、やっていければと思った」 などでした。

校長先生よりの講評:(概要)
 各グループとも良い発表で、分かりやすく、聞きやすかった。 大村市の計画で、郷土を愛する人づくりがあるが、それに一歩近づいたと思う。 また、福重地区を知るには、例えば(今から示す)福重のあゆみ(小学生版)」、「福重小学校と福重地区紹介リーフレット」、「福重ガイドマップ」などの資料がたくさんある。

 特に、この「福重ガイドマップ」の中には、「歩いてみてん 自然が語りかける町」、「大自然に感謝して」とか「素通りの町から、ストーリーのある町へ」と書いてある。皆さんは、提案するだけでなく、未来を切り開くエネルギーがある。大人になったら、今度は皆さんが福重地区で提案を実行して、福重の「幸福論」実現のために頑張って欲しい。

(写真9) 中央部で立っている人:地域から感想・意見中
(写真10) 中央部で立っている人:地域から感想・意見中
(写真11) 校長先生からの講評 
(写真12) 奥側の6年生から地域の人へ参加のお礼中

<上野の感想>
 まず、最初に6年担任(先生)のご指導のおかげか、とにかく全10グループとも発表者全員、下を向くことなく、しっかり地域の方を向いて、自信に満ちた、まるで説得するような元気の良い声と内容でした。このような堂々とした姿勢と分かりやすい声は、(私達)聞く側へ安心感を与えるもので、大変良いことでした。

(写真13) 2019年9月10日、沖田踊の話を聞く
 また、その内容も良く地域のことを勉強するために、アンケートを実施し、手作り感いっぱいのポスター風のグラフや文字をスライドで映写化して、実に分かりやすいものでした。その提案内容が全て直ぐに地域で出来ることばかりではないものの、大人には今まで気づかなかった実現可能な具体的提案もあり、傾聴に値するものでした。

 特に、大人から日頃、「子どもたちが、郷土芸能・子ども相撲大会・各種地域行事に参加するのが少なくなった」という声を聞きます。それらに対して、今回の提案(写真8参照)のような行事に子ども参加しやすい提案もありました。これらは、福重地区関係諸団体も参考になる、6年生からの提案事項ではないでしょうか。

 そして、私は、毎年このプレゼンテーションを聞いて思うことですが、子ども達の提案趣旨の根底にあるのは、共通して「人とのつながり地域の大人と交流したい」があるように思えました。そこから考えた6年生の提案内容は、今後検討していけば、実現可能な事柄もあるようです。

 今回の『町の幸福論』プレゼンテーションされた6年生、先生方、見学された地域の皆様、大変お疲れ様でした。

関係ページ:「2018年2月22日、福重小学校6年生、福重地区へのプレゼンテーション(概要報告)」  「2019年2月21日、福重小学校6年生、福重地区へのプレゼンテーション(概要報告)



最新情報 行事 福重紹介 仏の里 福小 あゆみ 名所旧跡 写真集 各町から 伝統芸能 産業 リンク