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2022年、(大村市立)郡中学校・第75回卒業式(概要紹介)
(写真1) 2021年度・郡中学校・第75回卒業式 中央演壇は校長式辞 (2022年3月15日撮影、以下同様)
(写真2)  中央部で起立中は卒業生全員 式歌「旅立ちの日の直前

2021年度(大村市立)郡中学校・第75回卒業式<卒業証書授与式>(概要報告)
日時:2022年3月15日 (受付:08時40分) 開会:09時30分~体育館での終了:11時25分
参加数:(卒業生数は232名)プラス先生・保護者・関係者含めて目測で全体約600名
場所:郡中学校・体育館
(写真15) 奥側は生先方
(写真3) 卒業式の式次第  
(写真4) 来賓席(左端:PTA会長、右側4名は学校評議員)
(写真5) 卒業生、入場中 
 (写真6) 卒業証書の授与 
 
  (写真7) 卒業証書の授与
 
   (写真8) 校長式辞
 
  (写真9) 来賓祝辞 PTA会長
 
   (写真10) 在校生送辞
 
   (写真11) 卒業生答辞
 
(写真12) 式歌 「旅立ちの日に」の合唱
 
 (写真13) 大地讃頌
(写真14) 左側は保護者代表挨拶地 
 注:今回の卒業式は、新型コロナの対策上、従来と違った内容となった。通常ならば、来賓者や在校生も出席して開催されるが、極一部のみであった。
 注:撮影者の上野は取材者として許可を学校から頂き、出席した。
 注:写真の整理番号は順不同で、番号順に何の意味もない。


はじめに
 まず、今年度卒業生の皆様、本当におめでとうございます。学校の先生、卒業生の保護者、教育あるいは地域の関係者の皆様、この日を迎えられたことに対して、お祝い申し上げます。上記や下記の式次第通り、第75回・郡中学校の卒業証書授与式(卒業式)が開催されました。この日、式開始前には気温は14度で、空にはほとんど雲がない、清々しい青空が広がり、まるで卒業生を祝っているような天気でした。

 新型コロナの関係で例年通りの卒業式とはいかず、多くの来賓・保護者・在校生の出席などは、かないませんでした。そのため、在校生は、各教室でリモートで卒業式を見守ることになりました。この卒業式は、下記の式次第にのっとり卒業証書授与など、静粛に進められました。また、式後の各教室の「学活」、あるいは校舎を出て、運動場での記念撮影などでは、式の緊張感から開放されたかのように、親しい同級生との語らい、別れを惜しむかのように皆で写真を撮り合う姿が、今日の太陽のように明るく輝いていました。
 
 次からは、卒業式の概要です。なお、PTA会長の祝辞は、その全文を頂いたので掲載しています。他の校長式辞、在校生送辞、卒業生答辞などは、私のメモ書きと記憶をもとにした概要のみであることは、あらかじめ、ご了承願います。

式次第(しきしだい)
 第75回卒業式式次第は、下記の通り。
 1 開式の辞
 2 国歌斉唱
 3 市歌斉唱
 4 卒業証書授与
 5 校長式辞
 6 教育委員会告示(紙面)
 7 来賓祝辞 大村市長(紙面)、PTA会長
 8 在校生送辞
 9 卒業生答辞
10 式歌 「旅立ちの日に」
11 校歌斉唱
12 閉式の辞
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 上記の式直後に、次の事柄も体育館で開催された。
 ・保護者代表挨拶
 ・合唱「大地讃頌(だいち さんこう)
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 これから、主な内容を書いていく。なお、太文字や()内などは、その趣旨を変えない範囲内で分かりやすくするために上野が付けた。また、ページレイアウトの関係上、改行、ぞの他を変えている場合もある。
1 開式の辞  2 国歌斉唱  3 市歌斉唱

4 卒業証書授与
----卒業生全員に授与された。

5 校長式辞
 232名の卒業生おめでとう。皆は、新型コロナやウクライナ侵攻などもあり、安全が脅かされ、できて当然のことが当然でないよう3年間を過ごしてきた。学校行事も思うようにできなかったが、それでも知恵を出し合い、工夫して郡中学校の良い伝統を続けた。最上級生として新入生の歓迎会、中総体、合唱コンクールなど、大変良く頑張った。

 皆に言いたいのは、人生は一回きりで、人に変わってもらえないということだ。これからも新型コロナ、自然災害など様々な困難が待ち受けているかもしれないが、そのような中でも希望を持って望んで欲しい。

 卒業は終わりではなく、新たなスタートだ。これから自ら学び、その学びを自分だけでなく多くの人にも役立て欲しい。諸葛孔明の言葉に「学ぶことで才能は開花する。 志がなければ、学問の完成はない」などがある。この自分から学ぶということは、郡中の校訓で自主自律連帯創造と同じであり、新たな一歩を踏み出して欲しい。これからも皆の幸多かれと祈る。

6 教育委員会告示-----紙面で配布あり
7 来賓祝辞
・大村市長-----紙面で配布あり

・松添PTA会長(全文)
 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 そして、ご家族の皆さま、この晴れの日を心よりお祝い申し上げます。 PTA を代表しまして、一言お祝いの言葉を申し上げます。卒業生の皆さん、今浮かんでくるのはどのような思い出ですか? それは、楽しいものばかりではなく、苦しかったこと、悲しかったこともあるでしょう。

  しかし、皆さんはそれにくじけず、学習や部活動、生徒会活動などにしっかりと取り組み、結果を残 すことが出来ました。そして、その後ろ姿で後輩にもたくさんのお手本を残してくれました。 そんな皆さんが、今堂々と卒業証書を受け取る姿に、三年間の成長を感じ、大変嬉しく思っていま す。

 さて、皆さんは、本日、義務教育を終え、それぞれ新しい道へと進んでいきます。 その先は、今までのようにすべてがきちんと用意され、整えられているわけではありません。 これからは自分の進み道を自分で切り開いていくことも求められるようになります。 そこで大切になってくるのは、「教えられることより、進んで学んでいくこと」だと思います。 そのために、たくさんの人に出会い、たくさん悩み、色んな事を経験する必要があります。

  今の世の中は情報が溢れすぎています。それらの情報を鵜吞みにせず、自分の実際の経験を元 に、しっかり溢れる情報を見極め、真実へ進んでいく人になってほしいと思います。 時には「辛抱」や「忍耐」という経験を積むこともあるでしょう。 どうか何事も恐れず、ひるまず、前向きにチャレンジしてください。結果としてどんな経験も糧となり 必ず皆さんを育ててくれます。

 そしてもう一つ、信頼し合える友人、仲間と出会って下さい。 人には様々な出会いがあります。そして、時にはその出会いが自分の人生を大きく変えることが あります。そういう私自身にも大きな出会いがありました。それは自分を育てて下さった恩師や、 大切な仲間たちです。その出会いがなければ、今ここにいる自分はなかったものと思っています。

 時には厳しい場面に出会うかもしれません。人は一人では生きて行けないものです。 人に傷つけられ悩むこともありますが、それらを癒してくれるのも、やはり人の優しさです。 相手の気持ちを大切に思いやり、人の苦しみ、痛みを感じ、お互いを助け合える優しい心をもって 進んでください。

 そして「ありがとう」と素直に感謝できる人に、また周りの人を支えてあげられる人 でいてください。そうすれば、きっと素敵な出会いがあると思います。皆さんが過ごした中学校生活は、新型コロナウィルス感染症との戦いでもありました。 今までの当たり前が当たり前でなくなった「今」だからこそ、自分ができることを考え「将来」につながるような行動をしてほしいと願います。

 新しい時代と共に、自信と誇りをもって、新たなる人生の第一歩を踏み出してください。皆さんは、ここにいる私たちの誇りでもあり、生きがいです。 ここまで立派に成長してくれてありがとう。 そして、その成長を見守る喜びを与えてくれてありがとう。

 最後になりますが、校長先生はじめ、教職員の皆様、思春期にさしかかり、とても不安定な時 期の子ども達を温かく時には力強く導いていただき、PTAとして、また、一保護者として、心よりお 礼申し上げます。無事に郡中学校を巣立ち、羽ばたいていくこの日を迎えられましたのも、日々の ご指導の賜物と深く感謝しております。

 そして本日はお忙しい中ご臨席賜りましたご来賓の皆様、日頃から生徒たちのことを温かく見守っ て下さっている地域の皆様にも、厚くお礼申し上げます。また、保護者の皆さまには日頃からPTA活動にご理解ご協力をいただき、深く感謝申し上げます。 卒業までの三年間はいろいろと悩むことも多かったと思います。これからも親として心配や戸惑う ことは多々あるでしょうが、子どもはだんだんと親の手を離れ、大人に近づいていきます。 これまで以上に我が子を信じ、寄り添い、見守ってまいりましょう。

 郡中学校を巣立つ232名の皆さんの前途が幸多いことを心から願い、私からのお祝いの言葉と させていただきます。本日はまことにおめでとうございます。

8 在校生送辞
 先輩、卒業おめでとうございます。体育大会、合唱コンクール、中総体などで頑張ってもらったので、大いに盛り上がった。合唱の時は、中庭で毎日練習され、段々とハーモニーが良くなっていったのは、感動した。部活動でも色々と教えてもらった。生徒会では、話し合いの大切さを教えてもらい、いつも支えてもらった。これから新たな旅立ちで、嵐もあるかもしれないが、輝かしい未来のため頑張って下さいと、感謝を込めて申し上げたい。

9 卒業生答辞
 1年生の時には、少し不安ありながらも、のびのびと同級生や先生と学び、体育大会などもした。2年生の時は、新型コロナで1ヶ月の休校もあり、学校や仲間といる時間の大切さを知った。また、立志式もあった。3年生の時は、中総体で5旗の優勝旗を持ち帰ることができた。

 修学旅行は、コロナの関係で長崎県内になったが、グループ歩きなど、楽しかった。体育大会では、テーマの『全力疾創(ぜんりょく しっそう)』通り全力で頑張り、ダンスも工夫した。沖田踊りも地域の方に教えて頂いた。在校生の皆さん、『チーム郡』を受け継いで欲しい。

 校長先生はじめ先生の皆様、情熱を持って教えてもらった。お父さん、大きな背中を乗り越えられるようになりたい。お母さん、いつも優しくしてもらっていたのに、それが分からず後悔もしている。 同級生と切磋琢磨(せっさ たくま)したのは、かけがいのない宝物である。 明日のことは誰にも分からない。それぞれの道を歩むことになるが、郡中で学んだことをいかしていきたい。

10 式歌「旅立ちの日に」   11 校歌斉唱  12 閉式の辞
--------(以上が卒業式であった)------------
・合唱「大地讃頌(だいち さんこう)
・保護者代表挨拶
 不安な新入1年生から3年間、校長先生はじめ先生方には、大変お世話になり、感謝したい。卒業はしますが、今後とも、よろしく、お願いしたい。
--------(以上が体育館での行事だった)------------
 その後、卒業生は各教室で「学活(学級活動)」をおこない、全員が担任の先生・同級生やリモートのカメラに向かって、最後の挨拶をしていた。また、このリモート映像を保護者は、例えば多目的室や理科室などの別部屋で見守っていた。

 その後、見送られながら校舎から出た卒業生は、運動場に集まり、例えば先生方・同級生・保護者などと一緒に記念写真を写していた。そして、中学生としては、最後の校庭を後にして、保護者と一緒に家路に向かった。
(写真16) 左側は校舎から出て運動場に向かう卒業生 
(写真17) 福重小学校出身卒業生






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