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2023年、福重小学校5年生の田植え(概要報告)

写真1:福重小学校5年生と先生(手前側の水田に植えるの前。列の手前は苗と育苗箱)

写真2;右端側はを持って説明中の清水さん(後方は指導員や保護者)
写真3:水田へゆっくりと、苗を持って入る
写真4:中央部左側の清水さんから苗の植え方を指導中
写真5:苗の植え始めの頃
写真6:田植え中
 
写真7:田植え中(奥の丘は今富城跡)
写真8:田植え中(中央部奥は妙宣寺郡岳方向)
写真9::慣れて速くなってきた田植え
写真10::ラストスパート、右奥は見学中の妙宣寺保育園

福重小学校5年生の田植え
日時:2023年7月6日
09時00分〜10時50分
場所:大村市皆同町、石走川左岸横の田んぼ
参加:
全体(目測)で約90名、<児童: 49名、他:指導員、先生・保護者・PTA・関係者など。(見学者として妙宣寺保育園の園児20名、先生3名)も含む
指導員(しどういん):清水さん沖田さんなど5名
 注;掲載写真は順不同で整理番号には何の意味もない。
 注;下記にも書いているが、分かりやすくするために趣旨(しゅし)を変えない範囲内(はんいない)で、順序の(じゅんじょ)の入れ替えも含めて内容(ないよう)を補足(ほそく)したり、まとめ直している。


主な内容
 
この日の気温は、田植え(たうえ)開始前(かいしまえ)の09時頃には27度位、それから、さらに上がり終わる11時頃には30度位ありました。ここずっと雨続きでしたが、この日は青空の広がる良い天気でした。福重小学校5年生の田植え(たうえ)は、総合学習の一つとして毎年おこなわれています。

 まず、毎年、5年生へ手取り足取り、詳しく指導されている清水さんから、田植え前と終わった後で、概要(がいよう)、下記点線内の話がありました。 念のため、下記点線内は、分かりやすいようにまとめ直しているので、話の順番(じゅんばん)通りでない部分(ぶぶん)もあります。
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清水さんの話し
 皆さん、おはよう。5月28日に(たね)をまいたのが、今日は、(なえ)を植(う)える。コメ作りには、水が大事(だいじ)だが、この田んぼの水は、どこから来ているだろうか? (東側を指差しながら)あの奥の山は、分かるかな? ( 5年生から「郡岳(こおりだけ)」との返事あり) そう、その通りだ。郡岳(こおりだけ、826m)に降った雨は、川に流れている。そして、野岳湖(のだけこ)や、佐奈河内川(さながわちがわ)、さらに井堰(いせき)水路(すいろ)などを流れて、ここに引かれて水田を潤(うるお)している。

 ここのまわりの広い田んぼは、全体で10ヘクタール位あるが、5年生が今日植える広さは、その内の1/30位で狭い(せまい)広さだ。 みんなは、今日は裸足(はだし)で田んぼに入る。(どろ)によって食物(しょくもつ)(いね)が育つ(そだつ)、だから、泥は大事(だいじ)だ。そのには100億(おく)くらいのバクテリアがいるという。その泥の感触(かんしょく)も皆は直接(ちょくせつ)感じてほしい。

・ジャンボタニシについて
 あと、困ったこともある。それは、ジャンボタニシだ。元々は南米が原産(げんさん)のようだが、それが食用として日本に持ち込まれた。たくさん繁殖(はんしょく)、発生して稲(いね)などを食べてしまう。すごく増(ふ)えるので、田植えしたら薬(くすり)をまき、直ぐに駆除(くじょ)しているが、また出てくるので農家(のうか)は、たいへん苦労(くろう)している。

・無農薬栽培(むのうやくさいばい)について
 新潟県(にいがたけん)の佐渡(さど)には、記念物(きねんぶつ)のトキがいる。そこでは、トキを増やすため無農薬栽培もされて、また、ほかの地域(ちいき)でもされている。しかし、農薬も少し使わないと収穫量(しゅうかくりょう)が6割(わり)くらいになるので、ここでは使っている。

・米(コメ)の品種(ひんしゅ)や肥料(ひりょう)について
 米(コメ)には、色々と品種(ひんしゅ)がある。今日は、ウルチ米(まい)と、モチ米(こめ)の2種類(しゅるい)を植える。注:ウルチ米(まい)は、毎日食べている普通(ふつう)の米。モチ米は、正月などに食べるモチになる。> 
 
・田植えのやり方について
 手で田植えする時、1回に5〜6本の苗(なえ)を植える。はじめ少なくても株(かぶ)が増(ふ)えていく。これを「分けつ」というが、5本から10本、さらに数十本と増えていくので、皆さんも後で見て欲しい。 これは、田植え紐(ひも)だ。丸い玉がついているが、この間隔(かんかく)は21センチ(昔の7寸)ある。今は、田植え機(たうえき)でやっているので、もっと間(あいだ)が広い。あと、新しい田植え機械には、GPSによって緯度経度(いどけいど)を入力すれば田植えができるようになっているとも聞く(きく)。今日は、手植え(てうえ)だ。> 田植え(写真3〜9、10を参照)
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5年生の田植え
 清水さんの話しが終わった後、福重小学校5年生全員、手に(なえ)を持って田んぼに入りました。その時、ワーワー・キャーキャーと、にぎやかな声も出ていました。中には、田んぼに入ること自体はじめてなのか、楽しそうな感じもしました。指導員や保護者(ほごしゃ)の方から、教えてもらいながら田植え紐(たうえひも)丸い球目印(めじるし)に、大体同じ間隔(かんかく)に植え始めました。一列終わったら、指導員の清水さんや沖田さんなどから、「みんな、バックして」との号令がかかり、その後、十数列の田植えが続きました。

 最初(さいしょ)は、慣れていないため時間もかかったり、植えた列も曲がった状態(じょうたい)でした。しかし、3列目以降(いこう)になると上手になって、ハイピッチになっていきました。そして、途中で水分補給もしながら、最終の一列も終わり全員、田んぼから上がり、泥(どろ)によごれた手や足を近くの井戸(水道)で洗うことになりました。(写真11参照) ここで、再び「冷たい、気持ち良い」なども含めて、キーキー・キャーキャーの歓声(かんせい)があがっていました。

終了ミーティン時の清水さんからのお話
 田植えも無事終了して、終了ミーティングがあり、その時、清水さんから上記点線内も含めて、次の話<>内の話もありました。  今から100日ほど(8月20日ころ)すれば稲の花も咲くだろう。(ここで5年生から「稲に花が咲くの?」との声あり) そうだ、植物(しょくぶつ)は、たいてい花が咲いて(み)をつける。だから、稲にも花が咲くので皆(みな)も、その時に見てほしい。

・肥料(ひりょう)について
 (実物の袋を見せながら)植えた後(あと)、この肥料(ひりょう)をやる必要(ひつよう)がある。この数字(すうじ)の意味(いみ)は、肥料袋(ひりょうふくろ)20kgあたりで窒素(ちっそ)リン酸(さん)カリウム(なん)パーセントふくまれているのかを表(あらわ)している。肥料(ひりょう)をやると、稲(いね)は、大きく成長(せいちょう)していく。そして、コメとなる。

・コメは日本の主食で大事(だいじ)
 コメは、日本の主食(しゅしょく)だ。30年前は国民(こくみん)一人当たり120kg食べていた。今は、55kgと減っている。戦争(せんそう)になれば、どこの国でも食料不足(しょくりょう ふそく)になり、値段(ねだん)も高くなる。日本のコメは、大事とおもう。 今、植えた稲は、10月おわりには稲刈り(いねかり)ができるだろう。ただし、台風(たいふう)が来たら被害(ひがい)もあるので、来ない方が良い。あと、12月になれば餅米(もちごめ)は、餅つきして皆で食べてほしい。

 例年(れいねん)なら、ここで清水さんと児童の間で質疑応答(しつぎおうとう)になるが、今回、暑さ対策上、5年生全員から「ありがとうございました」とのお礼がありました。さらに、保護者・PTAや地域の皆さんへも大きな声で、お礼がありました。 今回の田植えに参加された福重小学校5年生の児童、先生、指導員、PTA、保護者、関係者の皆様、大変お疲れ様でした。

写真11:井戸水のホースで泥流し中

写真12:中部奥で肥料袋を持って終了ミーティング中の清水さん
写真13:横一列の5年生全員で田植え中(注:手前側は先に機械植えされている。奥は新幹線の橋脚。右端側方向に石走川がある)
<関係ページ>
2015年7月7日、5年生の田植え   、 ・2017年7月3日、5年生の田植え  、 ・2018年7月5日、5年生の田植え 、2019年7月5日、5年生の田植え 、 ・2020年7月3日、5年生の田植え 、 ・2021年6月30日、5年生の田植え、・2023年7月1日、5年生の田植え 
大村歳時記シリーズの田植え(たうえ)

・米(コメ)に関係する:『瑞穂の国


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