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福重の写真集 その208
2012年 大村ホテル・旅館組合での郷土史講話(概要報告)

開催日時:2012年9月20日12時40分〜13時45分
場所:ヤスダオーシャンホテル・レストラン
主催:大村ホテル・旅館組合 参加:
全体で12名 講師:上野が担当しました。
主なテーマ:
1)大村市内でマダマダ知られていない名所旧跡
2)“偉大な通過都市”大村から滞在型観光への提案


<主な内容(概要のみ)
1)大村市内でマダマダ知られていない名所旧跡
 大村の滝関係(鳴滝御手水の滝山田の滝青椎滝など)、山田の滝周辺にある碑文・記念碑4基、福重の石仏大村の馬頭観音、郡岳(太郎岳大権現)、鳥甲岳と鳥甲摩利支天宮盗人島龍神島・玖島崎などの紹介をしました。

2)“偉大な通過都市”大村から滞在型観光への提案

 大村の観光行政について、何十年後かを見据えて今から多面的かつ滞在型観光へ切り替えるべきでしょう。

現状は:(市役所を中心とした大村公園周辺、大村純忠、天正4少年など)一極集中した観光行政と、宣伝方法ばかりでは、結局、市民にも観光客の方にも、「それ以外は見るな!」と同じことではないでしょうか。それは、事実上の(他の観光地や史跡などを見させない=)“目隠し観光宣伝”になっています。このような方式では、滞在型観光に繋がらないやり方です。

 また、今のままの観光行政や観光宣伝方式ならば、たとえ新幹線が大村に来ても”素通りのまち大村“、全国有数の”偉大な通過都市・大村“のままでしょう。

善提案:(上野が便宜上使っている名称で)“ヨーロッパ型観光“を参考にして、あるがままの自然、史跡、建物、地場産業を生かして市内全域に着目し、多面的な滞在型観光を何十年後かの大村を展望して地道にやっていくことが求められているでしょう。

 このようなやり方は、急に成果は出ないかもしれませんが、20年後30年後の大村を見据えて、やれるところからやっていけばいいのではないでしょうか。例えば弥勒寺町のシュシュさんでは、創業当初(1998年7月)は5人位での農産物直売所でスタートでしたが、)現在は10倍以上(80人強)のスタッフ、年間観光客数は50万人を越えておられるようです。(シュシュさんの経過や事業の詳細は、ここから参照)

 大村の観光行政について繰り返しになりますが、「現在の一極集中の観光宣伝方式は改善して、大村周辺部に眠っている観光資源にも注目して市全体で多面的かつ滞在型観光をして欲しい」と、私は色々な場所で要望しています。

 講話後、数名の方から「私の知らない所を教えてもらった」、「馬頭観音とは何か? もう少し詳しく」、「今まで偏った観光宣伝していたのが良く分かった」などの質問や感想がありました。講話に参加された皆様、お疲れ様でした。今後とも、よろしくお願いします。



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