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福重の名所旧跡や地形

亀石(今富町)
亀石(かめいし)             場所:大村市 今富町(大神宮の境内)

 この亀石は、今富町にある大神宮(だいじんぐう)の境内にあります。(大神宮の歴史などについては、ここからご覧下さい

亀石の大きさ

 長さ(横位置の長さ):約130cm

 高さ(厚さ):約25cm  首上部の幅:約50cm

鳥居側(南側)から見た亀石(全体)右端の立札=「亀石 願万年幸」と書いてある

神社本殿側(北側)から見た亀石(頭部)

  この亀石がいつからあるのか、はたまた、どこから運びこまれたのか、正確には不明です。そのようなことから、あくまでも私の推測ですが、この亀石は、周囲に点在する石の配置からして庭石の一部と思われ、これらを築く時に運び込まれたもののようです。

 そして、その築山(庭園整備で造られた小山など)がおこなわれたのは、この亀石の直ぐ近く(東側)にある(福重村)招魂碑と関係があります。 この招魂碑の真正面に、建立者名とともに建立年月日が彫ってあります。これを見ると、「昭和二年十一月七日」(1927年11月7日)とあります。

 この建立年月日と同時期に、亀石や築山も築かれたと想像されます。また、この招魂碑の横付近(南側)にある寄付者名石碑の側面には、庭師の名前があります。

  つまり、この招魂碑それ自体は、石碑・石塔店さん造られたのかもしれませんが、その周辺の庭園整備や築山などは、先の庭師さんが築かれた本格的ものだったと思われます。そのことから、この亀石も、この時に運び込まれ整備されたものと推測されます。

 このページの上側写真は鳥居方向(南側)から見て右側から撮影した亀石の全体写真です。下側写真は、神社本殿側(北側)から頭部を中心に写したものです。この石は、頭や首の形自体が全体亀にそっくりです。さらに、顔に当たる部分まで、何かしら表情がある感じまでします。

 そのため、福重に史跡巡りなどで来られ、これを見られた方々から、「あー、亀に似ている」などと評判になっています。また、「亀石 願万年幸」と書かれた亀石横にある木札を見て、手を合わせる方もいらっしゃいます。特に、女性に人気です。

(掲載日:2005年11月25日、第二次改訂・掲載日:2005年10月25日)



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