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2022年度、大村市立福重小学校・引き渡し訓練(概要報告)
(写真1) 引き渡し訓練、各校舎から児童と保護者が自家用車へ行くところ(右奥側から本校舎、仮設の図書室、体育館)
(写真2) 訓練前の4年生の教室、福重小も被害に遭った「2020年7月6日、大村水害(左奥側のモニターに写る)映像を見ている

2022年度福重小学校・引き渡し訓練
日時:2022年10月15日14時30分~15時40分   主催・場所:福重小学校
全体参加:
目算ながら約600名(福重小学校の児童=358名、保護者、先生、PTA、関係者など)

 注1:本ページの内容は全て概要のみであって、実際の内容は当然詳細である。
 注2:掲載写真は順不同で、写真の整理番号には何の意味もない。

(写真3)  訓練前の1年生の教室 
 (写真4) )福重小の北部道路から学校へ。(左は福重幼稚園、右はプール) 
 (写真5) 保護者の車は体育館脇を通り、運動場へ 
  (写真6) 先生の誘導に従い、車は所定の位置に駐車
  (写真7) 駐車後、保護者は教室へ行き児童の引き取りへ
  (写真8) 教室から引き取り後、保護者は児童と一緒に自家用車へ

引き渡し訓練について
 (注:下記は2020年9月14日付けで保護者へ配布された資料の一部である。なお資料の図や詳細説明文章は省略。太文字は上野が付けた)
1 目的
 学校と家庭・地域とが、引き渡し引き取りの具体的な方法を確認、共有し、実際の緊急事態発生時に、より安全、確実に引き渡しと引き取りが行われるよう、豪雨災害を想定した引き渡し訓練を実施する。今回は、昨年度の指導を受け、冠水・氾濫前に引き渡すを行なう想定である。

2 日時
 令和3年10月21日(金) 14::30~15:45

3 訓練の状況設定
 学校平常時、大雨警報・洪水警報(*警戒レベル3相当)が発令され、学校は児童を通常下校または集団下校させることは危険だと判断し、保護者にメールを配信し、学校に迎えに来てもらい、引き渡しをお願いすることにした。 なお、大雨の影響で国道側から学校への道路は冠水のため通行ができない状況とし、学校へのアクセスは東側(レインボーロード・妙宣寺側)からのみとする。(裏面【図②】参照)

 今回の引き渡し訓練のねらい
 ○実際の引き渡しが、どのように行われるか体験する。(学校、家庭、地域、児童)
 ○引き取り者の確認と記録等、確実な引き渡しの方法を理解する。(学校)
 ○来校と引き取りの手順について理解する。(家庭、地域)
 ○訓練を実施することで課題等を見出し、緊急事態の発生に備える。(学校、家庭、地域

 訓練の流れ
 児童への事前指導
-----(以降の文章・表・図は全て省略-----)

<上野の補足と、訓練を見学しての感想など>
 今回の訓練は、上記の「訓練の状況設定」通りに行なわれた。昨年2021年11月15日の引き渡し訓練は、本館校舎の玄関前周辺に到着した保護者から名前を聞き、スピーカーにて児童
(兄弟姉妹含む)の名前を呼び出して、来た児童を確認して、自家用車に乗車させる方式だった。分かりやすく表現するなら「ドライブスルー方式」だった。これは、かなりの時間がかかるため、昨年の反省点だった。

 今年は、保護者が駐車後、児童が待っている教室まで行って、一緒に自家用車へ乗り込む方式だった。この方式は、昨年の「ドライブスルー方式」に比べて、いくつかの工程が省かれていたため、流れも良く、相当な時間短縮となった。

・訓練参加者全員、真剣だったし、実質時間が大きく短縮となったのでは
 私が、今回の訓練で感じた感想だが、昨年2021年11月15日の引き渡し訓練と同様に、指導された先生方はじめ児童や出迎えの保護者も真剣だった。それは、昨年発生した「2020年7月6日、大村水害」から、まだ2年少ししか経っておらず、あの時の記2憶が背景にあったのではないだろうか。児童も保護者も、あの「大村水害」を経験もされている方々が多かったからと思える。。 (2020年当時の詳細は「福重地区の水害状況」を参照)

 次に、私が、今の訓練に参加された保護者の方から直接聞いた話しや、私の感想含めて挙げれば次の3
点がいえると思う。
(1) 昨年2021年11月15日の引き渡し訓練に比べて、実質的な引き渡し時間が1/3位の短縮になったと思える。

(3) (兄弟姉妹がいる)の児童の保護者から聞いた内容は、「昨年は時間がかかったけど、今回は速かった」もあった。

(3) 保護者の自家用車のコース
(通称:学校の北部道路=幼稚園側道路からの)保護者の自家用車の運動場への進入、運動場に駐車、引き取り、引き渡し、乗車、発車、(学校正門方向への)下校、(その市道から自宅へ)自体は、昨年の本館校舎前=「ドライブスルー方式」以外は、そう大きく変わったものではなかった。

 しかし、広い駐車場を有効に使い、児童引き取り後、出発準備ができしだい、今回は各々の車で素早く下校できることから、流れそのものは実にスムーズだった。これは、保護者へ、駐車の誘導や出発(下校)を指示しておられた先生方のおかげともいえる。

・「北部道路」活用の意義は大きい
 昨年2021年11月15日の引き渡し訓練ペーjにも書いている内容と同じことを書く。この(通称)「福重小の北部道路」は地元2名の方が、それまでトラクター位しか走行できない狭い農道を児童の安全登下校のために2012年頃に数百坪の土地を提供して頂き、その後、大村市が拡張したものである。昨年も今年もこの(通称)福重小の北部道路」を活用された意義は大きかったのではないだろうか。補足ながら、この「北部道路」は、水害前の2018年3月に拡張工事(農道から市道昇格)は完成のされていたが、その当時から昨年に水害の遭った頃まで、その存在や評価も大きくはされていなかった道路でもある。改めて、子ども達のために道路拡張用の土地を提供して頂いた地元の方へ、私は感謝したい。

 今回の訓練に参加された全員の皆様、大変お疲れ様でした。
 (写真9) 児童・保護一緒に自家用車へ乗車 (写真10) 動場場から中央にある正門(道路)を通り、下校へ


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